国宝『記録書』
「滅亡期、大規模な気候変動により人類の痕跡がただひとつを残し全て消滅した」
「この記録書はその滅亡期以前の人類の存在を証明する唯一の遺物である」―博物館の記録書のキャプション(第96話)
レインたちが生きる時代から遥か未来、人口減少によって滅亡を迎えつつあったゼルージュ王国で作られた書物。
自分たちが存在した事実を残すため、王国の人々が書いたものを集めて編纂された。一部でも後世に残るよう大量に印刷され、守護神ハーキーンにも奉納された。
その後、ゼルージュ王国は滅亡。さらに大規模な気候変動によって、人類の痕跡も失われた。
ハーキーンが守り続けた記録書だけが、当時の人類の存在を証明する唯一の遺物として残り、後世の博物館で国宝として展示されることになった。


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